「子供から“こども時代”を奪ってはいけない」

立教女学院小学校

吉田太郎先生

ー校庭にカラフルで楽しそうな大型の遊具が沢山ありますが、どのような経緯で導入に至ったのですか?

 

2000年の新校舎建築の際には子どもたちの遊び場は後回しになっていました。

今回、改めて子どもたちの「あそび」について検討を始めたことで、これまでにないユニークな複合遊具を導入する事ができました。

 

ー第一に「学校」というのは、文字通り「勉強をする場所(学ぶ場所)」であると思うのですが、このような「遊び」の部分に力を入れているのはどうしてですか?

 

子どもたちのよりよい成長について考えたとき、小学生の子どもたちにはスポーツよりもまずは「あそび」の中で運動機能や体力の向上を目指す事が先決であると考えました。そして「あそび」には人間関係を構築して行く為のコミュニケーション能力の素地を創る事ができるということに着目し、一番良いものを選ぶ事にしました。

ー真っ白な素敵な砂場もありますね。

 ビーチマガジンは「砂遊びと教育」は大きなテーマとなっているのですが吉田先生の教育者の視点から見た砂遊びとはどのような物なのか教えてください。

 

砂場は子どもの「あそび」にとってなくてはならない場所の一つです。

砂遊びは子どもたちの創造性を豊かにする事ができます。

ー先生は、「動物介在教育」に取り組まれており、毎日ワンちゃんと登校されているそうですが、先生の行なっている動物介在教育とはどのような物なのですか?

 

動物介在教育とは動物とのふれあいを通して子どもたちの学ぶ意欲を高め、「いのち」に対する感性を豊かにすることを目的としています。

これまで学校飼育動物ではウサギやモルモットなどの小動物を用いる事が一般的でしたが、子どもたちにとってより身近な存在である犬が学校犬として活動しています。

 

ー子どもたちとワンちゃんを一緒に学校で生活させるという事は、アレルギーや噛み付き等のリスクがどうしてもつきまとうかと思いますが、どのようにお考えですか?

 

衛生管理や噛み付きなどのリスクを極力抑えるためのドッグトレーニングなどを行なっています。アレルギーに関しては花粉症等と同じように、犬とともに暮らす為に子どもたちやご家庭がそれぞれ対処できるようご協力をお願いしています。

 

ー先生はお子様もいらっしゃいますが、教師としての吉田先生と吉田パパとはどう違うのでしょうか?

 

自分の子どもができてから、より一層学校の子どもたちのことを愛おしく思うようになりました。どの子もきっと親からとても愛されているだろうという事が実感できるからでしょうか。学校よりも自分の子どもに対しての方がどうしようもなく甘い父親かもしれません。

 

ーご自宅に大きなワンちゃんがいて、小さなお子様がいらっしゃいますが日々の生活で気を使っている事を教えてください。

 

特にありません。子どもたちは生まれた時から家庭内で大きな犬たちと暮らしていますので、犬がいる事がごく自然な事なのです。

 

ー最後に、お母さんたちに先生より一言お願いします。

 

子どもにとって「あそび」はとても重要です。人間の基礎をつくろうとしている時期に、昨今もてはやされている脳科学や早期教育よりもカラダをつかった「あそび」や自然や動物とのふれあいを大切にしてあげたいと思っています。子どもたちかた“こども時代”を奪っていはいけないと、子育てをしている父親としても、また小学校教師としても常に考えています。                    

2010年春

 

 

 

 

 

 

立教女学院小学校

吉田太郎先生 HP:http://blog.livedoor.jp/schooldog/

 

学校犬バディ

2003年から立教女学院小学校の学校犬として、毎日子供達と一緒に登校し、活動中です。

高文研より「子どもたちの仲間・学校犬バディ」を出版しました。

子どもたちの仲間学校犬「バディ」動物介在教育の試み 吉田太郎著

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